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保育園の ホームページデザイン事例 |福岡

保育園

■パソコン用ホームページ制作
■スマホ用ホームページ制作

■外装グラフィックデザイン

■園内ピクトサインデザイン

■ブランド戦略策定

■ロゴマーク制作

■写真撮影

アンカー 1
 
branding
 
design
 
 
アンカー 2

撮影詳細

市場動向

全国的に待機児童問題がクローズアップされる中、

クライアントの保育園のある長崎県の郊外において、保育園が余っている状況である。

本園の所在地である佐世保市は、現状では待機児童の方が多く経営としては安定しているが、今後も長崎県の人口は減っていくといわれており、いずれは佐世保市の保育園も余ると予想されている。

課題

保育園の強みや特色を表現したブランディングデザインで差別化して、

入園希望者を増やす。

 

保育士採用の改善。

(保育士の採用応募を増やす/保育士の離職率の改善)

競合とポジショニング

近隣の保育園のホームページのデザインや内容を見る限り、特色のある経営は表現されていない。

させぼ駅前保育園よりもアクセスが良く大きな保育園が複数ある。

複合ビルにテナントとして入っており園庭が無い。

ターゲット動向

[ 課題:入園希望者を増やす ] 

入所を希望する母親はまずインターネットで保育園を探す。その中でも情報が新しく確実に掲載されているという固定観念と、佐世保市+保育園での検索結果で上位表示されていることから、まずは佐世保市の福祉課のホームページをチェックして保育園一覧に掲載されているリンクから各保育園のホームページに遷移することが多い。(スマホでのホームページ閲覧が8割。)

[ 課題:保育士採用の改善 ] 

新卒採用は短大や専門学校の就職課の求人、中途採用は、ハローワークや求人情報誌、保育士専用のポータルサイトなど、​さまざまな媒体を見た後、その保育園のホームページで細かい情報を確認してから、見学及び保育実習を経て就職希望の保育園を絞り込むことが多い。(スマホでのホームページ閲覧が7割)

ブランディング基本方針
[ 課題:入園希望者を増やす ] 

させぼ駅前保育園よりもアクセスが良く大規模な保育園と同じように、保育園へ預けることへの安心感や充実した保育環境といった保育園(幼稚園)の王道ブランディングだけでは無く、個性を際立たせる。

[ 課題:保育士採用の改善 ] 

ロゴマークデザインからホームページ制作、内装デザインに到るまで、徹底的な差別化を狙ったトータルデザインをおこなう。

ブランドシナリオ

[ 課題:入園希望者を増やす ] 

3つのブランドコンセプトの中で「日常的な国際こ交流ができる環境」を

徹底的に前面に押し出すことで、まずはアメリカ人のお母さん達の、子供に「日本の文化を学ばせたい」という潜在的なニーズに応え、アメリカ人の園児を増やす。

その後、日本人に向けて、アメリカ人の沢山いる保育園で、「国際感覚やネイエィブな発音を身に付けたい」というニーズに応えることで、相乗的に入園希望者を増やす。

[ 課題:保育士採用の改善 ] 

保育士のイキイキと働く写真を多用し、保育園の人間関係への不安などを払拭して、

応募者を増やすと共に、採用前にコンセプトをしっかりと伝えることにより、ミスマッチを防ぎ、

離職率を減らす。

ブランドミッション

[ 課題:入園希望者を増やす/保育士採用の改善 ] 

海外留学経験のある保育士がいる、米軍のお子さんがいる、米軍基地の中にある保育園

との定期的な交流があることから、「日常的な国際交流ができる環境」を表現。

契約農園で園児が種をまき、世話をして、収穫という一連の流れを体験し、

食物尊さを教える「食育」を表現。

園庭が無いからこそ、近隣の公園まで毎日歩いて行き、その中で季節を感じ、

体力の基礎を育むことができる「園外活動」の素晴らしさを表現。

ブランドイメージ

港のある佐世保市を連想させるマリン(海兵)スタイルを基本イメージとした。

ロゴマークのデザインは、舵をシンボルとして航海のイメージで活発さやワクワク感を表現。

グループ名も従来のぞうと熊から、クジラとペンギンのグループに変更。

園内のピクトサインや外装グラフィックのデザインは物置はものの大切さを表現にする為に宝箱にするなど、全て航海を連想させるものとした。

ブランディングの効果

[ 課題:入園希望者を増やす ] 

ホームページ公開3ヶ月で定員を増やすことになり、保育スペース増床。

その後、国際交流のできる保育園というイメージが浸透し、アメリカ人の園児が増え、追って日本人の応募者も増加。

ホームページ公開約2年後に姉妹園を開園。

[ 課題:保育士採用の改善 ] 

ホームページからの求人応募数が増えて選考基準を高くした。

それにより、ミスマッチが軽減されて離職率改善も実現された。

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